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認可保育園のクラス担任として働く保育士さんにインタビュー

保育士インタビュー 佐藤美香

個人的な意見で構いませんので、保育園や保育士の本当の役割は何だと思いますか?

とても強く思うのは、「保育士はどう頑張っても家族には勝てない」ということです。

今まで自分にベッタリとくっついていた子供でも、お母さんが迎えに来られた瞬間「バイバ~イ!」って、もの凄い勢いで帰っていくんですよ!こっちが悲しくなってしまうくらい、切り替わりが早いです(笑)

だから、私が思う「保育園や保育士の本当の役割」は、とにかく子供たちを愛してあげることだと思っています

子供たちが家族と離れ離れになっている時間を、少しでも安心して過ごすことができる様に、子供たちを愛して、話を聞いて、認めて、抱きしめてあげる。

この繰り返しで、子供たちは「保育園って良い所だな~」って感じるし、家族がいなくても安心してお迎えを待つことが出来るようになると思います。

集団生活に慣れる、自主性を身に付ける、基本的生活習慣の習得といったことも保育園の役割だとは思いますが、その根底に「子供たちが安心して過ごせる空間」があることが、最も大事だと思います

保育園は子供たちが安心して過ごせる空間

保育士として働いている今、次に目指す目標は何ですか?

昔から好きだった英語や外国に関する仕事もした。念願だった保育士の資格も取った。だから、次は独立を考えています(笑)

もともとマイペースで自由奔放な私は、人から指示されて動くことに、あまり魅力や充実感を感じるタイプではありません。

今までの自分の経験や人脈を活かして、従来の保育施設とは全く異なる「子供と親が集える場所」を創ることが今の目標です

一人でも多くの子供たちや母親、地域や社会のために何ができるか?どうすべきか?を、今は検討している段階です!

最後に、これから保育士を目指す方へのアドバイスをお願いします

保育士は子供相手の仕事だと思われがちですが、実はペーパーワークや雑務もいっぱいで、思っていたのと違うなんて話もよく聞きます。

でも、その全ての業務が「子供たちが安心して過ごせる場」に繋がっていることを知ってもらいたいです

子供たちを楽しませる保育士さんって、保育士さん自身も楽しんで子供と接している人がほとんどなんです!

大変な作業も多くて、肉低的に厳しい仕事の保育士だけど、その中でも自分なりの楽しみや面白さを見つけていければ、きっと素敵な保育士さんになれると思います!

これから保育士を目指す方へのアドバイスをお願いします

インタビューを終えて

「保育の仕事は天職だ!」と、目を輝かせながら質問に答えてくださった佐藤さん。そんな佐藤さんの笑顔や子供たちを思う気持ちが、熱いほど伝わってくるインタビューになりました。

保育の現場は、改善に向かって進み出したばかり。問題点や不満の声はまだまだ多いですが、日本の未来を築く大切な子供たちの成長に深く関わる保育士の仕事は、やりがいを感じずにはいられない仕事であるということを、インタビュアーの私自身も再確認しました。

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