企業内保育施設
両親が共働きの場合、まだ小さなお子さんを保育園に預けていると言うご家庭は多いでしょう。しかし最近では、育児をしながら働くご両親を応援するため、企業内保育施設(事業所内保育施設)が盛んに取り入れられてきています。それに伴い、保育士の職場選択の幅も広がりました。以前は保育士の勤め先と言うと保育園と言うのが一般的でしたが、最近では各企業が設けている企業内保育施設での求人も多いです。仕事内容やメリット・デメリットを把握していれば、もしかしたら今より良い職場を見付ける事が出来るかも知れません。
企業内保育施設とは
企業内保育施設とは、先述した通り各企業が企業内、或いはその近隣に設置した保育施設の事で、基本的には認可外保育施設と言う扱いになります。多くはその企業に勤めている従業員のための施設として子供を預けるのに利用されていますが、場合によっては地域の児童も預かっている事があります。企業内に保育施設がある事で、お子さんを生んだばかりのお母さんでもすぐに復職する事が出来ると言うメリットがあり、育児と仕事の両立に役立っています。
企業内保育施設の保育士求人
企業内保育施設で保育士として働く場合、その勤務形態は主に3つに分けられます。正社員・契約社員・非常勤です。実働時間や休日は、その企業に合わせた形になるため、実働8時間程度の場合が多いです。
最近では保育士専用の求人サイトも多くあり、企業内に設置された保育所の求人を沢山見付ける事が出来るでしょう。勤務形態や勤務時間、給与、ボーナスの有無などは企業によって大きく変わってきますので、自分がどのような条件で働きたいのかをよく考えて応募するようにしましょう。
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