認可保育園のクラス担任として働く保育士さんにインタビュー
普段は職場でどういった仕事をしていますか?
現在は2歳児クラスの担任をさせてもらっています。このクラスの担任は私を含めて3名。その他、サブの先生2名の計5名の保育士で18名の2歳児を保育しています。
朝は子供たちと歌ったり踊ったり、天気の良い日は外へ散歩に出かけたり。おやつ、食事、排泄などの基本的な補助はもちろん、担任としての仕事であるお便り製作、個人記録管理、連絡ノート記入なども任されています。
職場では、とにかく子供たちが安心して過ごすことができることを第一に考えて行動しています。
子供たちの些細な変化や態度にしっかりと反応できるように、注意深く子供たちを見たり、スキンシップを取るように心がけています。
保育士の仕事でやりがいを感じる瞬間は何ですか?
朝、園に出社したとき、子供たちがそれまで集中して遊んでいたおもちゃを放り投げてまで、「佐藤先生~!」と私に抱き着いてきてくれる瞬間です!
子供たちが懐いてくれると「必要とされているんだなぁ」と実感することができて、その後の保育活動の原動力にもなりますね(笑)
それから、子供たちの成長を間近で感じることができるのも、保育士としてやりがいを感じる瞬間です。
「ズボンが履けるようになった!」とか「スプーンが使えるようになった!」とか、今まで出来なかったことが「できた!」という瞬間を子供たちと共有して、一緒に喜ぶことのできる保育の仕事って、本当に素敵だと思います。
保育士として働き始めの頃、辛いと感じたことは何ですか?
これは保育士に限ったことではありませんが、やはり初めは人間関係で苦労しました(笑)
私はもともとマイペースで、人に合わせることや連携を取ることがそこまで得意じゃなかったんです。
そのため、保育士として働き始めの頃は先生たちの輪の中に入って行くことができなかったり、「自分は周囲に認められていないんじゃないか?」といったマイナス思考に物事を捉えがちになっていました。
最近では徐々に自分らしさを出していっていますが、働き始めの頃はよく「佐藤先生って大人しいんですね~」なんて同僚の先生に言われてましたよ!本当は喋り出したら止まらない人間なのに(笑)
では、最近になって辛いと感じることはありますか?
今年度から担任を任されるようになり、やはり仕事に対する責任が増えて、それに伴うペーパーワークも多くなってきました。
具体的には、日々の連絡ノートの記入に始まり、毎月のお便り製作、1ヶ月間の保育指導案以外に、1週間の保育指導案の考案も一から考えなくてはいけません。
それにプラス、個人の成長記録もまめに書き足し、「○○ちゃんが走れるようになった」「△△くんのオムツが外れた」といった具合で、子供たちの変化をひとつひとつ見逃さずに、それを紙に記録するという業務が、結構時間も取られるし大変だなとは感じます。実際はそこまで辛いとは思いませんね(笑)
でも、文を書くのが苦手で、考えを上手く言葉にできない人には、結構辛い作業だと思いますね…。
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