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みんなの退職理由は?保育士が仕事を辞めたくなる瞬間トップ10

    

みんなの退職理由は?保育士が仕事を辞めたくなる瞬間トップ10

憧れていた保育士の仕事。可愛い子供たちに囲まれて、一緒に歌ったり遊んだり、自分が「先生」と呼ばれる日が来ると思うと期待に胸が膨らみますよね。そんな夢にまで見た憧れの職業のはずが、実際に働いてみると何か違う…。

言う事を聞いてくれない子供達に、理解不能なクレームを言い出すモンスターペアレント。女だらけの職場特有のお局の存在や、イベント行事前の過酷な勤務体制などなど。理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、保育士として働き続ける事は難しいものです。

そこで今回は、保育士の方々はどんな理由で退職するのか?辞めたいと思う瞬間はどんな時か?保育現場の理想と現実はどの様なものか?を詳しく見ていきましょう。

保育士が仕事を辞める理由トップ10

せっかくの苦労をして保育士資格を取得したのに、仕事を辞めてしまう原因は何でしょうか?ホイクジョブは、今年、保育士を辞めたという50名の方に、退職理由のアンケートを実施してみました。その結果がこちら!

あなたが保育士を辞めた理由は?

  • 1位:給料やボーナスが割に合わない(10人)
  • 2位:妊娠や出産(9人)
  • 3位:サービス残業や長時間労働など労働環境が悪いから(7人)
  • 4位:いじめやパワハラなどの人間関係(6人)
  • 5位:園や園長の保育方針が合わない(6人)
  • 6位:結婚して専業主婦になったから(5人)
  • 7位:モンスターペアレントの対応に疲れた(3人)
  • 8位:体調不良・病気・怪我(2人)
  • 9位:保育記録などの事務作業が嫌(1人)
  • 10位:出会いが無いから(1人)

対象:現職保育士、元保育士の計50人
実施日時:2016年10月 ホイクジョブ調べ

出産や結婚など、プライベートの変化とった退職理由もありますが、やはり不満悩みごとが多くなっています。「体調不良・病気・怪我」もストレスや腰痛といった保育士ならではの理由が原因のようです。「出会いが無い」という理由に対する共感も意外と多くてビックリしました。

ホイクジョブ 退職理由アンケート

保育士の仕事はとにかくハード

保育士の仕事は、子供達が安全に、かつ楽しく過ごす環境を整えることです。その中で、様々な遊びを教えたりもします。とにかく、保育業は自由奔放な子供達が最優先になる仕事です

ですので、保育士の先生方は自分のお昼休憩を削って子供達と給食を食べ、子供達がお昼寝する唯一の時間に保護者への連絡ノートの記入をし、子供達が降園したらお便り作りにイベント準備など、勤務時間中は息つく暇がありません!自由にトイレにだって行けないのです!

人手が足りないから忙しい

では、何故これほどまで保育士の仕事はハードなのでしょうか?それは、現在の日本の保育士の数が圧倒的に足りていないということも原因の一つと考えられます。制度に沿った最低限の職員は配置されているものの、現場の保育士からすると全然人手が足りないのです!

それなのに、やる事は増える一方。無給のサービス残業は、もはや暗黙のルール。日付が変わる頃まで残って作業をしたこともあるといった声もありました。こんな状態では、せっかく子供が好きで保育士になっても、長く続けて行くことは難しいはずです。

そうならない為にも、働く職場選びは大切。保育士がゆったりと余裕を持って保育に集中できる、理想的な保育園を探しましょう!

保育士の仕事はとにかくハード

長く働きたいと思える職場の選び方とは?

働くことのデメリットばかりお伝えしてしまいましたが、どうすれば納得のいく職場が見つかるのでしょうか?次は、長く働きたいと思える保育園の選び方をご紹介します

そこの保育園はずっと求人募集をしていませんか?

働きやすくて職員を大切にする職場は、そもそも簡単に人が辞めるはずがありませんし、頻繁に求人広告を出す必要もありません。

一方で、無理な勤務体制やサービス残業が定着している保育園は、必ずと言って良いほど職員の出入りが激しいという共通点があります。

どれだけ保育士の仕事が好きでも、労働時間が長すぎてしまったり、働きに見合った給料が貰えなくては、仕事のモチベーションが落ちる要因になりかねます。そう考えれば高い離職率も納得できるでしょう。

ですので「この園はいつも求人を募集しているな」と感じたら要注意。職員がすぐに辞めてしまう保育園は、何かしらの深刻な問題があるとみたほうが良いのかもしれません

ずっと求人募集中の保育園は仕事がハード?

保育方針は自分の考えに合っているか?

保育方針は園によって様々。「子供達を自由に遊ばせて、のびのび保育する」という方針や、「幼い頃から英才教育を取り入れて、子供達の可能性を広げる」という方針の保育園も存在します。そんな中で、あなたが理想とする保育方針をしっかり持って、就職・転職することは重要なことです

先ほどご紹介した退職理由ランキングでもありましたが、職場の保育方針とあなたが考える保育方針に食い違いがあると、働く内にだんだんとフラストレーションが溜まってしまい、結果的に早期退職といったこともあり得ます。

そうならない為にも、就職活動や転職活動では「園の保育方針」を確認してから応募を検討するようにしましょう。必要があれば、保育実習をお願いして実際の保育を体験させてもらうのも賢い方法です。

雇ってもらうという謙虚な意識は素晴らしいですが、自分の希望や要望を妥協しない事も同じ位に大切なことです。「受かればどこでも良い」という考え方はやめて、どんな保育方針でどういう風に働きたいのかを明確にし、「自分の働く園は自分で選ぶ」と自分の考えに自信とプライドを持って下さい。

保育方針が自分に合わない

休憩時間や休日がしっかり確保されているか?

保育士として働いれば、誰でも必ず一度は壁にぶち当たることがあるでしょう。子供が言う事を聞いてくれない、保護者対応が上手く行かない、人間関係で悩んでいるなど、具体例を出せばキリがありません。

そんな時に、しっかりとした休みが確保されていると、気持ちがリフレッシュされて、ストレス解消にも繋がります。残業が少なければ、アフターファイブに思いっきり遊ぶことができます。

仕事とプライベートのメリハリは、モチベーション維持に欠かせません。また、オンとオフを上手に切り替えることで気持ちの整理ができ、結果的に良い保育にも繋がるものです。

休みの日は心と体をリフレッシュ

ボーナスや福利厚生は手厚いか?

また、ボーナス(賞与)福利厚生の充実も大切な項目です。ボーナスがあれば将来のために貯金ができますし、福利厚生に特別休暇があれば旅行にだって行けます。その他、育児休業時短勤務介護休業も助かる制度になります。

そもそも福利厚生とは、社員が働きやすい環境下で仕事に没頭してもらうための会社側の計らいです。福利厚生の充実度は、その企業がどれだけ社員を大切にしているかに直結しますので、求人の募集欄は特に注目して見るようにしましょう。

ボーナスや福利厚生は会社からの計らい

保育士が仕事を辞めるのは大変!

普通の企業で退職をする際は、退職希望日の約1ヵ月前には上司に告知をするのが一般的。ですが、保育士の場合はそう簡単にはいきません。

というのも、保育園では年度初めに担当するクラスが決定し、既に1年間の行事も確定されています。そのため、年度途中で退職をする事はご法度とされているからです。

年度途中で担任や保育士が変わることで、子供達や保護者は困惑し、保育園全体の不信にもつながります。また、退職者の代わりとしてクラス担当になる同僚の負担も計り知れません。

こういったリスクを避けるために、保育士の面接は夏頃に行われるとも言われています。この面接で次年度の継続意思をしっかり見極めてから採用しているのでしょう。

退職届

年度途中でも退職していい?

では、保育士は何が何でも年度途中での退職は許されないのでしょうか?その答えは「NO」です。

退職理由がちょっとした事であれば、あと少し頑張って年度末まで続けるべきですが、園長や同僚からの執拗なイジメであったり、長時間労働による過労といった理由であれば、今すぐにでも退職の意思表明をしましょう。

保育士を目指す方はとても真面目で優しい性格の方が多く、自分を犠牲にしても子供達の幸せを考えられる人が多い印象です。

それゆえ、自分の体力や精神が崩壊寸前であるにも関わらず「年度途中で退職をしてしまったら子供達に申し訳ない」「自分が抜けたら同僚に迷惑をかけてしまう」といった理由で、退職のタイミングを見失ってしまう人も少なくないはず

一生懸命に働くあまり、自分が倒れてしまっては、それこそ一大事。まずは、自分の身体と心を大切にすることを忘れないで下さい。保育士が元気で笑顔が欠かせない職業ですからね。

年度途中でも退職していい?

あなたが辞めても保育園は大丈夫!

これは極論になりますがが、保育士が急に1人いなくなったからと言って、園が潰れてしまうなんて事はまずあり得ません!誰かが空けた穴は残ったメンバーでカバーする!それが社会というものです!

だからと言って無責任な理由での退職は好ましくありませんが、無理をしなければいけないという事であれば、年度末を待たずに退職しても構いません。一番大切にすべきことは、あなた自身の心と身体ですから。

私立保育園はブラック企業化している?

保育園の種類には市町村や区が運営する公立保育園と、民間が運営経営する私立保育園の2つがあります。

一般的に公立保育園では、運営費も国や自治体から支給されていますので、職員の給料や待遇もキチンとされており、過酷な勤務体制になっている事はありません。問題は私立保育園です!

私立保育園の場合、園児の数が保育園の経営に繋がります。認可保育園は保育士の配置規定や補助金制度で基盤は守られていますが、認可外保育園はまさに無法地帯

入園希望者を増やそうとテレビCMで宣伝したり、専属のスポーツトレーナーや英語講師などを雇ってライバル園と差を付けることに労力とお金を使っています。

その半面、コスト削減で真っ先に削られるのが人件費。必要最低人数の保育士で運営し、サービス残業は当たり前。ボーナスも手当も支給されない保育園がほとんどです。

面接時にお金の話を切り出すことは、なかなか勇気が必要になりますが、給与や勤務体制についての話しをうやむやにしていると、後々、後悔することになり兼ねません。

優良企業ほど社員の待遇をハッキリさせ、ブラック企業ほど曖昧にするという事を、ぜひ頭の片隅に入れておいて下さいね!

ブラック企業

育休が取れない?面接時の口約束には要注意!

また、私立保育園は公立に比べて育児休暇が取得しにくい傾向もあります。これは筆者の実体験なのですが、「育児休暇1年取得後に復帰」を条件に某有名私立保育園に入社しました。

それから1年間勤務し、第2子を妊娠。当然、取得できると思っていた育児休暇ですが、園長が発した言葉は自主退職の提案でした。「あなたに非はないけれど、育児休暇の取得はやはり難しいので自主退職をしてくれないか?」とのことでした。すでに妊娠してしまっている私はどうする事もできず、怒りを抑えて翌月末に自主退職。

面接時に上手い話しばかりしてくる私立保育園には要注意です!必ず、園長が言っている内容に嘘はないか、書面での確認も大切だと痛感しました!

育児休暇の取得前例を聞こう

育児休暇の取得の前例があれば、その園で育休が取得できる可能性は高いという事になります。福利厚生に力を入れている私立保育園も増えてきましたので、結婚・出産後は仕事に復帰できるのか?育児休暇はどれだけ取れるのか?などは、必ずチェックしておきたいポイントです!

女性にとって育児休暇は大切

保育士の仕事は大変だけど魅力あふれる仕事!

いかがでしたか?保育士の仕事は時に辛いこともありますが、子供達と日々の生活を重ねて行く中で、たくさんの感動や発見に出会うことができます。そして、子供達の成長をすぐ側で感じることのできる、とても素晴らしい仕事だと思います。

そういった感動を体験するには、とにかく長く勤めなければなりませんし、そのためには職員が働きやすい環境が整っている職場、保育方針がしっかりしている園を選ぶことが肝心です。

ですので、保育士の仕事が楽しく思えるためにも、就職活動や転職活動は慎重に進めるようにしましょう。

心機一転!保育士の転職におすすめな求人サイトは?

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