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3ヶ月微笑

赤ちゃんは生後3~4ヶ月になると、誰に対してでも笑顔を見せるようになります。これを「社会的微笑」と呼ぶのですが、生後3ヶ月ごろから見られるため、「3ヶ月微笑」(3ヶ月無差別微笑)とも呼ばれることがあります。生後8ヶ月にまで成長すると、日常的に世話をしてくれる特定の人(主に母親)とそれ以外の人とを認識できるようになります。そのため、母親(特定の人)と離れることに、不安の感情を持つようになり、「8ヶ月不安」と呼ばれる、いわゆる「人見知り」現象が見られます。これらは、精神分析学者であるスピッツが発見した現象で、社会性が成長していくなかで、重要な過程となっています。特に「8ヶ月不安」として見られる人見知りは、赤ちゃんと母親(特定の人)との間で愛着関係が成り立っている、1つの目安であると言えます。

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