癇癪(かんしゃく)
子どもが、成長や環境の変化によってみせる表現の一つとして癇癪(かんしゃく)があります。欲求不満時に起こす激しい感情反応のことで、大声で泣いたり、物を投げたりします。これは、空腹や疲れ、寂しさ、「こうしたい!」という気持ちがあるにもかかわらず、言葉でうまく伝えることができず、不満、不快に思うことで起こります。主に2~4歳にみられ、5歳頃には自然と治まっていきます。早い子では1歳でみせる子もいます。癇癪(かんしゃく)を起こし、手が付けられない状態になると、周りの大人は頭ごなしに怒ってしまいたい気持ちになることもあるかと思います。しかし、癇癪(かんしゃく)は「自我の芽生え」「成長のためのステップ」であるため、子どもの気持ちを代弁してあげたり、気持ちを静めてあげるなど、頭ごなしに怒ったり、無視をすることは避けましょう。
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