ノロウイルス
毎年冬(11~1月)には感染性胃腸炎が流行しますが、その主な原因は「ノロウイルス」といわれています。感染力がとても強いため、1人が発症すると手指や食品を介して周囲の人へどんどんと感染していき、保育園や幼稚園、小学校など、まだ免疫の弱い子どもが集まる場所で集団感染が起こりやすくなります。感染すると、腹痛をはじめ激しい下痢や嘔吐を引き起こし、場合によっては嘔吐したものが喉を塞ぎ、死亡につながることもありとても危険です。手指を介して感染していくため、感染予防には手洗いが最も効果的です。また、食品を介した感染の危険もあるため、食品(特に牡蠣やシジミ、アサリなどの二枚貝)の加熱は十分に行い、キッチンや調理器具の消毒は十分に行うことが重要です。
こちらの記事もおすすめ
スポンサーリンク