学制
学制とは、明治5年8月2日に太政官より発された、日本最初の近代的学校制度を定めた教育法令で、日本における近代学校の成立発展の基礎となりました。フランスの学制にならい、全国を学区に分け、それぞれに大学校・中学校・小学校を設置することを計画し、身分・性別に関係なく、国民皆学を目指しました。学制の実施により、全国にまず小学校が設けられ、その後中学校その他の学校も設立されましたが、構想は極めて雄大であり、国民の負担が大きく、実情に合わなかったため、教育令の施行により、明治12年に廃止されました。
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