国民学校令
国民学校令とは、1941年に公布された初等教育・前期中等教育を行う国民学校について定めた勅令のことです。それまでの小学校令を全面改正し、それ以前の小学校が国民学校に改められました。初等科6年、高等科2年で、この8年間を義務教育とすることを目指しましたが、戦争の激化のため実現はしませんでした。「皇国の道」にのっとる教育を目指し、教科の編成を改め、教科書も新しく編集され、第二次世界大戦後は1947年の新学制により、初等科は新制の小学校に改められ、高等科は新制の中学校設置の母体となりました。
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