1歳6ヶ月児童健康診査
「1歳6ヶ月児童健康診査」(1歳半検診)とは、2歳未満1歳6ヶ月以上の児童が対象の公的な健康診査で、母子保健法の第1条にて実施が義務付けられています。健康診査は市区町村を実施主体となり、問診、歯科検診、身体計測、診察、といった乳児の一般的な発達・発育状態を把握するために行われます。問診では有意語をどれくらい話すか、自立歩行はどれくらいできるかといった点にも注目し、軽度の脳性麻痺、知的障害、自閉症、聴力障害などの疑いがないかを見極めます。これにより、早期発見、早期治療に繋げることができるのです。また、診査の結果により、保護者に必要な指導や助言を行うこともあります。1歳6ヶ月児童健康診査の次は、3歳(3歳1ヶ月~4歳未満)の時点で「3歳児健康診断」が行われます。
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