アニミズム
アニミズムとは、さまざまな物や現象に精霊や霊魂が宿っていると信じる概念のことをいいます。イギリスの人類学者であるE・B・タイラーが提唱しました。例として、おもちゃのぬいぐるみや植物、テレビの画面にも人と同じ意思や感情があると信じているということが挙げられます。この考え方は、幼児が抱きやすく成長過程の中でみられ、車や花の絵に顔を描くなど、遊びの中で見ることができます。「くまさんがおうちに帰れなくて泣いてるよ。ちゃんと棚に戻してあげようね」というように物を擬人化することで、この現象を子供へのしつけに応用することができます。日本語では「精霊信仰」、「地霊信仰」などと訳されます。
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