コルチャック
コルチャック(ヤヌシュ・コルチャック / Janusz Korczak)はポーランドの教育者です。また、医師、作家、哲学者やユダヤ教徒の孤児院の院長という顔もありました。新しい教育思想を提唱し、育児理論や実践に関する執筆も行いました。そして、そういった教育書をはじめ、学童、戯曲やラジオ番組において、児童の福祉と権利を訴え続ける、子どもの権利と完全な平等のために活動を行った先駆者でした。子どもの権利の三つの柱として、「子供の死についての権利」「子供の今日という日についての権利」「子供のあるがままである権利」を掲げました。ナチスによりポーランド占領後も、孤児院の院長であり続け、そこにいる子どもたちと生活を共にしました。そのため、コルチャックに対して申し出された救済を拒否し、トレブリンカ強制収容所にてホロコーストの犠牲となりました。
こちらの記事もおすすめ
スポンサーリンク