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広汎性発達障害(PDD)

広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい:PDD)とは、自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群などの発達障害が含まれ、社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得などの発達遅滞を特徴とした障害の総称です。自分だけのルールがあり、特定のものに強いこだわりを見せたり、特定の音や感覚に過敏であるなどの特徴もみられます。1歳6ヶ月頃には、大人と目が合い、名前を呼ぶと振り向いたり、大人の動作を真似ます。大人が指をさした方向を見たり、自分の興味のあるものを指さします。この時期には対人関係の基礎である社会性やコミュニケーションの土台ができてくるので、これらの行動の有無などで、広汎性発達障害の疑いがあることに気づくことができます。

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