驚愕反射
驚愕反射とは、一般的には動物全般に使い、音の刺激に対し、驚いて跳び上がったり、驚いて跳ね回ったり、走り回る反射のことです。時に発声を伴うこともあります。驚愕反応や驚愕応答とお呼ばれ、人間の幼児に関しては、小児科医エルスト・モローが発見したことからモロー反射とも呼ばれます。驚愕反射は生まれた時から存在し、生後1ヶ月で最大となり、生後2ヶ月頃に消え始めます。この反射は通常であれば生後3、4ヶ月で消えますが、まれに6ヶ月まで続くことがあります。幼児が特有の刺激に対して示す、中枢神経系によって引き起こされる「原始反射」の一つです。脳性まひの人にも見られる反応で、びっくり反射と呼ばれることもあります。
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