ソクラテス
ソクラテスは古代ギリシャの哲学者です。賢人と呼ばれていた政治家や詩人たちとの会話の中で、相手は自身の話している内容を十分に理解していないことに気が付きました。このことから、「知らないことを知っていると思い込んでいる人々より、知らないことを知らないと自覚している人の方が賢く、少しばかり優れている」と理解しました。しかし、これにより無知を指摘された賢人たちの反感を受け、裁判を受けることとなってしまします。ソクラテスは弁明しましたが、自身の主張や行為を曲げたり謝罪することはありませんでした。そのため死刑を言い渡され、逃亡の機会があるも、「単に生きるのではなく、善く生きる」という信念を貫き、不正は行わなかったと言われています。「無知の知」「汝自身を知れ」「度を越すことなかれ」など多くの言葉を残しています。
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