小規模保育園
大きな保育園では、保育士が子供一人一人に目を向ける事が出来ないと言う事も少なくありません。一人で何十人と言う子供を保育しなければならないのですから、当然です。そのような事情から、大きな保育園を辞めて、全ての子供としっかり向き合える小規模保育園に転職する事を考える保育士は、実はとても多いです。
そもそも小規模保育とは
小規模保育の定義は、0才から3才未満の子供を対象としており、人数は6人以上、19人以下になります。保育士の数は、子供の人数によりますが、基本的にはA型(分園型)であれば0歳児3人につき保育士1人、1~2歳児であれば6人につき1人。B型(中間型)でも基本的には同じですが、C型(グループ型)は0~2歳児3人につき1人となります。ただしC型の場合は保育士でなくとも、一定の研修を受けた家庭的保育者であればよしとされています。
小規模保育園で働くメリットとデメリット
人数が少ないので、子供一人一人の個性や家庭環境に合わせた保育が出来ると言うのが最大のメリットになります。また2歳児までの子供を対象としているので、そこまで活発に動く事がないため保育しやすいので、体力的にキツイという事もありません。
対してデメリットですが、保育士の人数が少ない分、一人一人に高いレベルのスキルや知識が求められます。またそれに伴い仕事内容への責任やプレッシャーも増してきます。最初から小規模保育園で働いていると、一般的な保育園で自然と身につく引率や行事を運営するためのスキルが身につきにくいと言うデメリットも抱えているので、最初から小規模保育園一本に絞るよりは、様々な経験をした上での選択肢の一つと考えた方が良いでしょう。
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