保育士の就職・転職を応援するポータルサイト

家庭保育室

「家庭保育室」や「保育ママ」と言う名称、聞いた事があると言う方も多いのではないでしょうか。これらは、2010年度から児童福祉法上の家庭的保育事業として位置づけられたもので、3才未満のお子さんを家庭的に保育する少人数制の保育施設になります。

家庭保育室の3つの形態

個人実施型

保育士の資格を持つ家庭保育者がお子さんを預かり、保育を行います。人数は少なく、3人型と5人型があります。

保育所実施型

民間保育所になりますが、単独で施設を設けるのではなく、近隣のアパートの一室などを借りる形になります。個人実施型に比べて定員は多く、原則10名になります。

グループ実施型

法人や企業に雇用されている、複数の保育士資格を持つ家庭的保育者が一つの施設で協力して保育を行います。定員5人×2の10人型と、定員5人×3の15人型があります。

家庭保育室で働くには

家庭的保育者が保育を行います。家庭的保育者になるには保育士の資格が必要になり、そこに加えて市町村長が実施している基礎研修を受ける必要があります。保育士の資格が無くても働く事は出来ますが、その場合は講義の受講と、保育実習による認定研修を修了しなければなりません。そうする事で市町村長に、保育士と同等か、それ以上の知識やスキルを持っていると認められます。

家庭保育室の仕事内容やメリットデメリット

家庭保育室で働く場合、その仕事内容の特徴は、やはり人数が少ない事と、アパートの一室などを利用しているので施設の規模が小さい事になります。一人一人に目が行き届く事が出来る反面、集合住宅の中では子供の声がクレームの対象になる事もあるため、普通の幼稚園や保育園以上に気を遣う事も多いです。

スポンサーリンク

こちらのページもおすすめ

no image

ベビーホテル

ホテルと言うと旅先での宿泊施設と言う印象ですが、最近ではベビーホテルと呼ばれる保育施設が増えてきました。夜中も働くお母さんや、急に遠出をしなければいけなくなったけれど赤ちゃんは…

プリスクールとは?仕事内容と保育士求人について

プリスクールとは?仕事内容と保育士求人について

プリスクールの語源は海外のPreschool(プレスクール)で、世界的には保育園や幼稚園のことを言いますが、日本国内においては保育や教育の大半を英語で行う保育施設としての認識が…

no image

認可保育園

認可保育園とは、各都道府県知事に認可されている保育園の事になります。児童福祉法に基づいて施設の広さや、設備の内容、保育士をはじめとする職員の数など、様々な規定をクリアする事で認…

no image

放課後等デイサービス

放課後、何らかの事情で両親が家に居らず、一人にしておく事に不安がある子供達は、学童保育に預けられる事が多いです。しかし障害がある子供だと、学童保育で上手く同年の子供達に馴染む事…

no image

ベビーシッター

漫画やアニメ、映画などで題材として取り上げられたり、そう言う登場人物が居る事から、ベビーシッターの存在は認知度が高いと言えます。訪問型保育とも呼ばれており、特定の保育施設を持た…

みんなが選んだおすすめは?保育士転職サイトランキング